セゾン現代美術館 Sezon Museum of Modern Art

NEWS

「CYA!Modern/セイヤー!モダン〜to the next stage セゾン現代美術館&セゾンアートギャラリーの作品から」本日よりセゾンアートギャラリーにて開催

2017.11.03EVENT

1981年夏の「マルセル・デュシャン」展にて軽井沢に衝撃的なオープンを果したセゾン現代美術館は、海外の20世紀美術のみならず、若手作家を紹介する「Art Today」展などを通し、数多くの日本作家の作品を収集し作家とともに歩んできました。セゾン現代美術館の創立者である堤清ニ、館長の難波英夫と「戦友」同士であった宇佐美圭司を始め、パリで活躍した菅井汲、堂本尚郎、「意味のメカニズム」128点を所蔵している荒川修作、さらに世代を下れば、依田洋一朗、門田光雅など枚挙にいとまがありません。
その幅をさらに広げたのが、2015年11月25日、堤清二の命日に東京の神宮前に産声を上げたセゾンアートギャラリーです。そこは、ファインアート、デザイン等のいわばアートを発信する側の身勝手でつけた分類を超越し、あくまでも受信する側の「悦び」を追求した結果、軽井沢ではなし得なかった様々な作家を2年間に渡り紹介し、そして堤清二の命日11月25日に幕を降ろします。
本展は、軽井沢のセゾン現代美術館における日本作家のコレクションと神宮前のセゾンアートギャラリーで発表した若手作家の作品が同時に会する、セゾンアートギャラリーのエピローグを飾るにふさわしい展示となるでしょう。セゾンの活動の軌跡とこれからの未来を、美術館とギャラリーの代表である、堤たか雄による展覧会から感じとっていただければ幸いです。

2017年11月3日(金・祝)ー 11月25日(土)11:00-18:00(無休)
会場:セゾンアートギャラリー
〒150-0001東京都渋谷区神宮前3-6-7
TEL:03-6455-5840

<出品作家>
靉嘔、荒川修作、宇佐美圭司、小野耕石、門田光雅、加納光於、菅井汲、瀧口修造堂本尚郎、中西夏之、畑山太志、森勉、横尾忠則、依田洋一朗

CYA!Modern/セイヤー!モダン 〜 to the next stage セゾン現代美術館&セゾンアートギャラリー