セゾン現代美術館 Sezon Museum of Modern Art

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★講演会のお知らせ★ セゾン現代美術館コレクション「マン・レイ/オブジェ/シュルレアリスム」 講師:巖谷國士(作家・美術批評家)

2017.01.24NEWS

「マン・レイ/オブジェ/シュルレアリスム」 講師:巖谷國士(作家・美術批評家)

 

このたび、YCC ヨコハマ創造都市センターにおいて、セゾン現代美術館のコレクションよりマン・レイのオブジェ作品を展示いたします。

絵画、写真、映画など、幅広い領域で活躍したことで知られるマン・レイ(1890-1976)は、画家として作家活動をスタートしますが、マルセル・デュシャンとの出会いを契機にダダおよびシュルレアリスムの運動に加わり、数多くのオブジェ作品を制作しています。

今回は当館が収蔵するマン・レイの作品の中からオブジェ作品10点と版画『回転扉』(10枚組)をご紹介致します。美術館の展示室とは異なる空間で、謎めいたマン・レイの<オブジェ>をどうぞお楽しみ下さい。

また、日本のシュルレアリスム研究の第一人者である巖谷國士先生をお招きして、「マン・レイ/オブジェ/シュルレアリスム」と題し、ご講演頂きます。

 

<講演会概要>
日時:2017年2月18日(土)15:00〜16:30(講演会受付14:30)
会場:YCC ヨコハマ創造都市センター 1階ギャラリー
定員:100名
参加費:無料(事前申込制・先着順)
主催:セゾン現代美術館、YCC ヨコハマ創造都市センター(特定非営利活動法人 YCC)
お申込み:apply@yokohamacc.org

YCC ヨコハマ創造都市センターホームページ:http://yokohamacc.org/

<申込方法>

件名に「2/18 マン・レイ講演会」、本文に参加者氏名(ふりがな)、ご住所、電話番号、メールアドレスを明記の上、上記問合せメールアドレスまでお申込みください。
2017年2月15日(水)締切 ※定員になり次第、募集終了

 

講師:巖谷國士(いわや くにお)
作家・美術評論家・フランス文学者・明治学院大学名誉教授。
1943年東京生まれ。東京大学仏文科卒業、同大学院修了。
シュルレアリスムの研究の第一人者。展覧会の監修、カタログの執筆、講演会などを幅広く活動する。近著に『シュルレアリスムとは何か』(ちくま学芸文庫)、『<遊ぶ>シュルレアリスム』(平凡社コロナ・ブックス)、 『旅と芸術 発見・驚異・夢想』(平凡社)、『新しい備前 伊勢崎淳の陶芸』(山陽新聞社)、訳書にアンドレ・ブルトン『シュルレアリスム宣言・溶ける魚』、『ナジャ』などがある。

 

<展示作品>
1)《贈り物》1921(1963)年 アイロン、釘 17×10×11㎝
2)《永遠のモチーフ》1923(1970)年 アッサンブラージュ22×11×11㎝ ED:23/40
3)《エマク・バキア》1926(1970)年 銀 46×14.5×14㎝ ED:9/10
4)《視覚的な希望と幻影》1939(1946)年 アッサンブラージュ71×24.5×18㎝ ED:E.A.
5)《我々すべてに欠けているもの》1935(1975)年 ガラス、陶製パイプボール:9×8㎝、パイプ4.5×17×2.7㎝ ED:5/9
6)《ミスター・ナイフとミセス・フォーク》1944年 アッサンブラージュ34×23×4㎝ ED:3/9
7)《永遠の魅力》1948(1971)年 アッサンブラージュ55×35×35㎝ ED:4/8
8)《パンドラ》1960(1970)年 ブロンズ 5×33×8㎝ ED:2/2
9)《スプリング・タイム》1961(1971)年 ベッド・スプリング 31×28.8×28.8㎝ ED:10
10)《ペシャージュ》1969(1972)年 アッサンブラージュ 36×24×12㎝ ED:5/9
11)《セルフ・ポートレイト》1916(1970)年 シルクスクリーン、アクリル 52×37㎝ ED:25
12)  《回転ドア》(10枚組)1926(1972)年 ポショワール 各63×45㎝
*出品作品は事情により変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。