セゾン現代美術館 Sezon Museum of Modern Art

COLLECTION

1914からはじまる

当館のコレクションは、西武百貨店池袋店時代の8階催事場、西武美術館、セゾン美術館にて開催された展覧会を通して主に形成されております。西武百貨店と現代美術の最初の出会いは1961年の『パウル・クレー』展でした。500点におよぶコレクションは、歴史的には1914年のマン・レイ<二人>からはじまり現代の作品へと繋がっています。1990年には大規模なマン・レイの個展を開催、その翌年館名に「現代美術」を付け、当館はセゾン現代美術館と改称することになります。当館の歩みとも深く関わる数々の歴史的な作品を収集しております。

戦後現代美術の流れ

1978年に開催された『アメリカ現代美術の巨匠たち 抽象表現主義の形成期’35-‘49』展(西武美術館)にて、ジャクソン・ポロックやマーク・ロスコなど抽象表現主義の原点を探る作品が紹介され、アメリカ抽象表現主義は当館のコレクションの特色となりました。さらに、ジャスパー・ジョーンズ、サム・フランシス、アンディー・ウォーホルなど、当館ではアメリカ現代美術の流れをコレクションの一つの軸としています。また、高輪美術館が軽井沢へと移転した1981年の開館記念には『マルセル・デュシャン』展を開催し、その後<トランクの箱(ヴァリーズ)>(1968, 1935/41)をコレクションに加えました。そして、イブ・クライン、ルーチョ・フォンタナ、アンゼルム・キーファーなど、時代を担い開拓精神に溢れる国際的な作品を展覧会開催と共に収集してきました。

日本現代美術

1975年に西武百貨店池袋店の12階にオープンした西武美術館の開館記念展は、『日本現代美術の展望』でした。新たな美術館は27人の日本作家と共に出発し、当館でも活動を追っていくことになる、荒川修作、中西夏之、横尾忠則、宇佐美圭司、堂本尚郎、菅井汲、加納光於、庭園の基本プランをつくった若林奮などが参加しました。日本作家の主なコレクションでは、それぞれの作家の軌跡を時代毎に追った収集をしております。